車の名義変更は、思っているよりも難しくはありません。自分でやればお金も浮きます。
車の売買を行うと持ち主が変わりますが、この「所有者」を変える手続きを名義変更といい、正式な手続きの名称は「移転登録」といいます。
名義変更に必要な時間は、書類作成に15分程度、書類の取得と提出で陸運局に2度足を運ばなくてはならないので、時間にして約3時間。合せて3時間15分程度です。車の名義変自体は、たいして難しい手続きではありませんので、自分ですることもできます。
車の名義変更は、旧所有者(渡す側・売る側)と新所有者(貰う側・買う側)が必要な書類をお互いに揃え、新所有者の管轄の陸運局で手続きをします。この手続きは譲渡されてから15日以内に行なうこととされています。
名義変更を済ませないと、旧所有者に自動車税の納付通知書が送られるため、旧所有者に迷惑をかけることになりますので、車の売買をしたときは、できるだけ早く手続きを取るようにしましょう。
車検証の所有者の氏名や住所等を変更するため、移転登録と同時に車検証の申請が必要になります。これらの手続きは旧所有者と新所有者の双方が陸運局へ出向くこととされていますが、代理人が委任状を取って行うのが一般的です。
書類が多かったりとか、陸運局などに行くのが、ちょっと面倒だな?とか、大変そうだな?と思いますが、最初の一度だけですので、お金を節約したい方は、頑張って自分で手続きしましょう。
それに、期間を過ぎても特に問題なく、いつでもこの車の名義変更の手続きはできるので、都合のいい日に手続きできます。ただ、いつまでも名義変更手続きをしないと、前述のとおり前所有者に「迷惑をかけることになりますので、話が面倒になる前に手続きをしましょう。繰り返しますが、車の名義変更はそれ程難しい手続きではありません。いい経験だと思って、頑張って自分で手続きしましょう。
ただし、どうしても時間が取れないとか、自分でやるのはやっぱりおっくうだという人は、行政書士に頼むと2万円程度でできますので、依頼してみてはいかがでしょうか。
・譲渡証明書
譲渡証明書とは、売買や譲渡などで車の所有者が変わった場合に、いつ、誰に譲渡が行われたかを証明する書面です。旧所有者の実印
の押印が必要です。
・印鑑証明書(旧所有者・新所有者)
お住まいの市区町村役場に登録を行った印影の証明書で、発行日から3ヵ月以内のものです。
・委任状(旧所有者・新所有者)
申請を行うべき当事者が直接申請を行えない場合に、指定代理人に権限を委任することで、申請を行えるようにする書類です。新旧所有
者が一緒に名義変更手続きをする場合は不要です。新所有者のみで車の名義変更の場合は、旧所有者の実印の押印があるものが必要
です。
・車検証
車検証とは、自動車が保安基準に適合していることを証明する書類です。
・新使用者の車庫証明書
車庫証明書とは、自動車の保管場所を確保していることを証明する書面です。 概ね発行日から1ヵ月以内のもの 。
・自動車税納税証明書
自動車税納税証明書は、車検が通っている車なら必ずあるはずです。
・自動車税・自動車取得税申告書
運輸支局で名義変更や廃車手続き、住所・氏名変更などを行う際に、各都道府県の税事務所に対してもその内容を申告する為の用紙
です。
・自賠責保険証明書
強制保険の事。提示する必要があります。
・申請書
新しい車検証をコンピュータで発行する為に必要なOCR用紙のことです。
・手数料納付書
名義変更や廃車、住所変更などの各種手続きの際に手数料を納める為の書類です。
名義変更に必要な費用は、業者に頼まず自分でやった場合、おおよそ1万円前後です。それほどお金もかかりません。
手続きの際して、忘れてはいけないのが「実印」です。記入ミスがあった時や書類を受け取るときなどに必要になるときがありますので、手続きには常に持参しておいた方が何かと便利です。
運輸支局場内の用紙販売窓口で、不足用紙がある場合は購入、もしくは配布を受けます。通常は、手数料納付書・ 自動車税・自動車取得税申告書・申請書の3枚が必要です。入手した用紙に必要事項の記入を行っていきますが、運輸支局内に記載見本等がありますので、そちらを見ながら記入してください。次に運輸支局場内の印紙販売窓口で、移転登録手数料分の印紙を購入し、手数料納付書に貼り付けます。
ナンバーの変更を伴う場合には、書類一式が完成したら、運輸支局場内のナンバー返納窓口にナンバープレートを返納します。ナンバーの外し方(リアナンバーの封印の破き方)については、返納窓口で確認してください。無事に返納を終えると、手数料納付書に返納確認印が押されます。
書類一式を運輸支局窓口に提出します。書類に不備がなければ、新しい車検証が交付されるまでしばらく待機します。窓口で名前を呼ばれ、新しい車検証の交付を受けます。交付された車検証に記載ミス等がないか、確認を行って下さい。
次に、運輸支局場内の自動車税事務所等の税申告窓口に、作成を行った自動車税・自動車取得税申告書と車検証を提出します。自動車取得税が掛かる場合は、金額が提示されますので、続けて納税を行って下さい。ナンバー変更を伴う場合には、運輸支局場内のナンバー交付窓口で、新しいナンバープレートを購入し、自動車にナンバーを付けて下さい。最後に取り付けたナンバーに封印を行ってもらいます。車検証と自動車が同一のものと確認されると、リアナンバーに封印がなされます。
以上で、名義変更が終了となります。地域によって若干違いのある場合がありますので、名義変更を行われる前に予め管轄の運輸支局にご確認下さい。
以上のような手続きとなりますが、思ったよりも簡単だとか、やっぱり自分ではできないなとか、いろいろ個人ごとに意見は違うと思います。やはり何でも得意不得意がありますから、自分でできないようなら、やはり業者に依頼することをお勧めします。
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